
会長の時間
先週の土曜日に財団セミナーが実施されましたので、今日は、クラブで共有する為、地区補助金について説明をします。当クラブは毎年、地域発展委員会が地区補助金を活用して社会奉仕事業をしています。最近では、障害者福祉施設に寝具を寄贈したり、子ども食堂にお米を寄贈したりで、今年度は保育園に靴箱の寄贈の申請をしています。
地区補助金の申請基準は、地域的に重要と考えられる人道的、教育的活動、または地域活性化を図る事業となっています。
地区内全クラブを対象とし、1クラブより1件までの申請となっており、地区補助金セミナーへの参加者が、各クラブより1名以上の出席と、参加資格認定覚書(MOU)の提出が前提条件となっております。ただし、前年度の寄付金額ゼロのクラブは、事業申請が出来ません。また、前年度と同じプログラムは、2回連続で申請する事が出来ません。
申請期間が前年度の2月から5月中旬で、実施期間が当該年度の9月~翌年5月の間に実施をして、5月15日迄に活動報告書の提出をする流れになってます。
私は地区財団委員会に出向していますが、前年度の監査で事業実施期間前に事業をしてしまったクラブの申請が却下され、補助金が出なかったケースがあったので、注意してください。
地区補助金は全体でいくらあるかと言いますと、3年前の寄付額が対象で、例えば、地区で2000万円の寄付があったとしますと、半額が地区で使える補助金でDDF(地区の活動資金)とWF(国際的な活動資金)に50%の500万円ずつに振り分けられます。
申請をするクラブのプロジェクト費用は、クラブは40%+地区補助金は60%で予算を組みます。また、地区補助金の上限額は、1クラブ30万円になっていますので、最大50万円までの事業が出来る事になります。超えた金額をクラブが負担する分は構いません。
ちなみに前年度は、クラブ50%、地区補助金50%で、地区補助金上限が20万円でしたので、割合も上限も増えています。それによって今年度は、申請件数と金額がかなり増えた為、次年度は、予算の都合で元に戻す話が地区で出ています。
申請時のドル換算でいくので、円安になったりして余剰金が発生した場合は、返金の義務がありますが、財団本部に振込む手数料が高い為、1万円以内であれば返金手続きは、不要だそうです。
以上の事を踏まえて、次年度、地区補助金を活用されては如何でしょうか。
次回は、ポリオについて話をします。
以上、会長の時間でした。


ゲスト
・(株)サンフリード 代表取締役社長 小田 繁夫 様
課長 小川 幸造 様
・交換留学生 ソフィア・バエス・バスケスさん
卓話
(株)サンフリード 代表取締役社長 小田 繁夫 様



