3月21日例会


会長の時間

 彼岸とは太陽が真東から真西へ沈む春分の日、秋分の日の前後3日間を合わせた7日間を彼岸と言います。昨日が彼岸の中日でした。外国にはない、日本独特の行事です。

 彼岸に対し此し 岸という言葉があります。つまり、あの世(彼岸)とこの世(此岸)の事です。……彼岸と此岸の間には川があるそうです。……この川を俗に言う三途の川と言います。……誰もがこの川を渡り、小ヶ倉に御世話になり……仏の住む極楽浄土へ行くのです。……中には俺は渡らないと言う人もいるそうですが、その人は一生この世で彷徨う事になります。又、悪い事ばかりした人も、この川を渡れませんのでこの世を彷徨う事になるでしょう。

※  昔はこの川を渡るのに、6文用意しておけば良かったそうですが、今は人生100年時代……三途の川を渡るまで2000万円必要だとか? 大変な時代になりました……。

 私も5年程前、三途の川の一歩手前を経験しました。それは、入院していたある夜、体に異常な震えが起き息をするのがとても苦しい時があったのです。その時、親父、祖父、祖母の顔が現れ、上からジーッと見つめているのです。不思議な事に何故か母はいませんでした。……まだ生きているからでしょうか。今でも謎(なぞ)です!……この時三途の川は本当にあるのかもしれないと実感しました。

 又、私の同級生で俺は三途の川を2回見たと自慢する男がおりましたが、3度目は本当に逝ってしまいました。……皆さん、彼岸のお墓参りは行かれましたか? お墓参りは御先祖様の供養でもありますが……自分を見つめ直す場所でもあるそうです。因みにお墓参りに一番熱心な県は何処だと思いますか?……それは鹿児島県です。生花(せいか) の売上が日本一だそうです。……そして、その影響でしょうか、青少年の非行が最も少ない県だそうですよ!何か先祖を敬う心と通じるものがある様に思いますが……どうでしょう。

 最後に一生のうち残すものは「物」ではなく「与えたもの」つまり「心」であると言われます。将(まさ)にロータリー精神にも似た処がある様に感じますが、皆さんどう思いますか? 

 今日は三途の川の話をしましたが……できるなら私も日帰りか1泊2日で行ってみたいと思いますが川を渡って帰って来たという人は聞いた事がありませんので諦めます!もう少し詳しく知りたい方は……もしかしたら片山住職が御存知かもしれませんので……お尋ね下さい。


卓話

国際ロータリー第2740地区 バストガバナー 栗林 英雄 様


第7・8グループ インターシティ・ミーティング

 3月23日、インターシティ・ミーティングに参加しました。大会テーマは「継続と革新“いざ再始動”」で、今回は各クラブの活動報告があり、グループ各クラブの情報共有ができました。