2月29日例会〈クラブアッセンブリー〉「第3回炉辺会合発表」


会長の時間

 今日は皆さんが卒業された子育ての話です。子育てどころか、あの世で生まれ変わろうとしている人が多い中この話はどうかなぁと思いましたが、自分の子供や孫にと思って聞いて下さい!

 子育て程難しい事はないそうです。親のチョットした選択によって子供の将来が大きく変わる可能性があるからです。……大谷翔平選手を始め、世界で活躍するスター選手の家庭はいったいどんなふうに我が子を育てたのでしょうか?

 大谷選手に限らず、全英オープン優勝の渋野日向子、スケートの羽生結弦など近年世界トップレベルで活躍する日本人アスリートが増えています。……ここぞという大舞台で本領を発揮できる彼等のメンタリティはいかにして育まれたのか?……超一流選手の親を取材したスポーツライターの吉井さんは両親達の姿勢には共通点があると言われます。……それはまず一つ「頭ごなしに怒らない事」そして「子供の考えを否定しない事」だそうです。「なぜ出来ないのか」とか「お前はダメだ」とか言われた瞬間に子供は強烈なコンプレックスを植えつけられてしまいます。……この二つをしない事が子供たちの個性を大きく育てているそうです。

 昔の親は子供に何をしてやろうかと考え、良い学校へ合格する為、塾に通わせたり、将来の為、ピアノを習わせたりして……常に子育ては足し算の発想になりがちだった。

 しかし、超一流を育てた両親達の振る舞いを見ていると「何をするか」ではなく「何をしないか」に注意を払っているそうです。

 そもそも「ヤリたい事を楽しくヤラせる」がモットーだった大谷選手の父徹さんは息子に野球の練習をしろと言った事は一切なかったそうです。

 逆に、朝から晩まで父とバッティングセンターにこもっていたイチロー選手の様な一昔前のアスリートとの練習方法とはまったく違う意識であった様です。大谷選手は幼い頃から160㎞を投げメジャーへ行くと大(ダイ)それた目標を臆する事なく口にしてきた背景にも、子供が思った事を大人の顔色を窺う事なく言えるようにと願う両親の配慮があったそうです。徹さん(父)と加代子さん(母)は、大谷選手がまだ小さい頃一つの誓いを立てました。……それは……。

 時間がありませんので、この続きは来週話したいと思います。


〈クラブアッセンブリー〉「第3回炉辺会合発表」

テーマ/“どうするRotary”魅力あるRotaryを求めて~あなたならどうする~

A班/吉田(英)リーダー  﨑田セクレタリー

・ 先ずは個々が魅力ある人にならなければいけないと思う。

・ 職業奉仕や社会奉仕の中で、「みんなのためになるかどうか」を追求することが、クラブ奉仕に繋がり、「好意と友情が深まり」、それが魅力となる。

・ 例会に出席する。

・ 親睦を深める為に夜の例会を増やす。

・ いろいろな活動に出席し、名前、仕事関係をおぼえる。仕事上で助け合える仲間を作る事で魅力を感じる。

・ 野球やゴルフ、カラオケクラブがあり他にもクラブを作ったりして親睦を深める。

B班/片山リーダー  茂見セクレタリー

 ロータリアンは積極的に楽しく親睦を深めることが大切(時々強制的(笑))という方向で北ロータリーの大御所、栗林さん、宮﨑さん、芦塚さん大先輩を含めB班8名楽しい談話ができました。

1)多数が参加したイベント、バルーン事業は素晴らしかった。地域や社会にとって北ロータリーがどんな風に意味をもてるのかが大事。地域との接点を増やす活動を増やし、互いに満足感を得る。

2)自分の知らない沢山の業種の方との接点ができ、刺激になり勉強になるという事を紹介する。

3)諫早北クラブにとって一番良いような活動をしたい。会員皆との交流を深めること、諫早北クラブがみんながいて良かったなと思えるクラブにしたい。

4)クラブが何をやっているのかを理解するために、入会して年数浅い会員に委員長職を任せる

5)年齢層が違う方たちとの活動、顔を覚えていただき会話・食事・お酒をご一緒できることは得るものが多い。

6)異業種の方たちと接し会話を経て自分の表現力・発信力を磨くことができる。また自分の職業・役職を見つめなおす機会になる。

7)ロータリーを知ること。わからなければ人に聞く、人に聞いて人を広げる。そして楽しくなり自分を高めることができ、仕事に生かされ仲間が増える。ロータリーを好きになって楽しんでほしい。

8)「入りて学び、出でて奉仕せよ」自己研鑽の場でありいろいろな方との付き合いができる。

9)コロナ以降新人研修・教育が欠けている。教わることにより初めて内容がわかる。

10)魅力は自分で作るもの。参加参画して組織の魅力を見出し、魅力を作る。

C班/堀口リーダー  板部セクレタリー

〈意見等〉

 (1)魅力あるロータリー

  ・ 会員各自が「魅力ある会員」にならなければ…

  ・ 当たり前のことを当たり前に実行する。(凡事徹底)

  ・ 他人を思いやる気持ち、尊重する気持ちを持つ。(いろいろな問いかけ、お願いごとに真摯に対応する…今回の炉辺の出席確認でも事務局は苦慮している模様)

  ・ 会員各自の満足度向上…奉仕の気持ちの向上につながるのではと思う。

  ・ 会員各自の満足度向上

    現在は、ゴルフ、カラオケ

     多様な親睦の場を増やして満足度向上にならないか?(夜例会、麻雀……)

 (2)ロータリー活動の魅力向上

  ・ ロータリー活動の認知度向上が必要ではないか…広報活動の拡充。

  ・ SNS等での発信活動

  ・ ローカルメディアの活用…ナイス諫早(先日掲載済み)、サンサンTV、ひまわりTV等々、活発な意見交換がなされました。

 最後に、「魅力あるロータリアンが、魅力あるロータリー を創る」ということで、なんとなく皆がうなずきあいました。

 ふたたび、ドリンクのおかわりが飛び交い、会合は進んでいきました。

 皆さん、お疲れさまでした。また、マーモスの田中さんありがとうございました。

D班/江島リーダー  嶋田セクレタリー

〇まずは皆がロータリーの魅力と思っていることを改めて認識する事が必要。

  そして、それをもっと意識して充実させるとより魅力的なロータリーになる。

(皆が魅力と感じている事)

・ ロータリー仲間がいたから今こうして年をとっても病気をしても、楽しく前向きに過ごせている。友情が何よりも素晴らしい。感謝の気持ちでいっぱいです。

・ 若いころにはそこまで仲良くなかったが、ロータリーに入って、今では大切な友人になった。そういった出会いがある素晴らしい場所。

・ 若い時に年上の方(怖いと思っていた人もいた)からちょくちょく飲みに誘ってもらって、そこから仲良くなった。年上の人から声を掛けていただいてうれしかった。年上の方から声を掛けて、コミュニケーションをとっていく、そしたら、年齢の垣根を越えて友情が生まれる。

・ 職業奉仕によって「ありがとう」が生まれる。仲間間でも「ありがとう」によって友情が生まれる素晴らしい場。

・ 親子ほど離れた年齢差でも平等に話ができる。異業種の交流ができ、親しくなれる。

・ 年齢差関係なく平等に話ができ、情報を共有でき、知恵を吸収できる。自分を高めることができる場。

「共に成長できる」が集まっている素晴らしい場所だと思う。

〇 ただ、魅力を感じるには例会に参加しなければ生まれない。例会や炉辺、活動に参加して会って、コミュニケーションをとってこそ友情が生まれる。

〇 ロータリーを充実したものにするには

・ 宮田会長がおっしゃった「皆さん仲良くしてロータリーを楽しみましょう」「more friendry and enjoyロータリー」これにつきる。縁があって毎週会って食事をする。外国の人も食事をとりながらコミュニケーションをとる。例会や懇親会に出席して、どんどんコミュニケーションを図って仲良く活動していくことが大事。

・ 4つのテスト唱和についてどういった行動をとっているか。その具体的な内容を職場で実施されている①挨拶②返事③報告④連絡⑤相談⑥言葉づかい⑦気配り⑧思いやり⑨感謝の気持ち⑩お礼の言葉、こういった事をしっかりする事が大事。

・ 原点・初心に戻りましょう。ポールハリスの名言などいくつもある。それを再確認しながら、現実には悩みながら活動していきましょう。

〇 ロータリーとライオンズの違いも知っておく必要がある。

 ロータリーは I サーブ(人の役に立つ仕事をしていて、仕事で役に立つ。仕事を一生懸命したうえで、せっかく多くの人が集まっているから、みんなで何かしよう)

 ライオンズは WE サーブ(仕事は関係なく、皆で何か役に立つことをしよう)

〇 ロータリーの事を外部に向けて発信していく事も大切。

・ ロータリーは富裕層の方が入る場所だと思っていた。実際にそういった考えの人もいると思う。メディアなどを通して、活動や今回皆さんから出ている魅力をもっと発信すると偏見がなくなり、もっと入りやすくなるのでは。

E班/川﨑リーダー  山本(健)セクレタリー

・ 今回のテーマは難しい課題でありましたが、ロータリーの魅力とは最終的にロータリーに入って良かったと思うことが一番の魅力ではないか。

  何故ロータリーは拡大して広がっていったのか、ロータリーに入って親睦を深めお互い助け合って相談し合ううちに、友達、仲間が増え、仕事もうまくいき、儲かり始めた。そして徐々に、ロータリーに入れてくれという人が、増えてきたという事です。そうでない人もいたかもしれませんが、何が一番大事かというと、その為にはまず、例会に出席する事が一番大事だという事です。忙しくて行けないかもしれませんが、いかにして出席するか。出席すれば色々と学べます。後は、自分がどういう気持ちで接するかということです。特に若い人には例会に出て、色々な役をしてほしい。してみて初めて勉強になる。したら判る、しないと見えてこないということでした。若いからどうこうではなくて、地区の役員とか、委員会、委員長をしてみないとわからない。やってみれば今回の、主題の意味に通じるものがわかってくるのではないか。

・ また、ロータリアンになろうとして入って来る人は、高い理想を持って入ってきますが、入ってきたばかりの人は何もロータリーの知識がないので、縦の関係も大事だが、同年代の横の繋がりの親睦が大事ではないか、そして色々な方に例会や炉辺会でミックスして接する事も必要ではないのか。50歳代のミドルリーダー的存在が必要ではないだろうか。

・ また今回、能登半島地震に於いて、もっと支援をしてもよかったのではないか、義援金、物資を送るのも遅すぎたのでは、迅速な対応が出来なかった事が残念なところである。

・ また、リモートでの卓話を行ってみてもいいのではないか、わざわざ外部の方が、例会に来てもらわなくとも、リモートでの卓話を活用してもいいのでは。

・ その他、ロータリーの魅力は、人のことを思い、人の為に尽くすという「奉仕の理想」を実現する事にある。ロータリーには哲学がある。

  人間は物事の価値判断で迷ったり、間違うことが多い。物事に価値判断基準を決めるものは哲学であり、宗教である。哲学とは人生に生きる意味と使命を教えてくれる。哲学を持たない人間は土台が無い建物と同じ、すぐに壊れる。

  ロータリーの例会では親睦が大切とされている。真の意味での親睦の中から、人生の生きる意味と使命を知る事が出来る。それは例会に出席する事から始まる。

  出席の数だけ、人間として成長する。自分自身の人生の生きる意味と与えられた使命を悟れた人は幸せな人生である。

・ 最後に、魅力あるロータリーを求めるには、まずは例会に出席する事から始めないと、得るものも得られないという結論に至りました。

 以上でE班の炉辺会合の発表を終わります。

F班/酒井リーダー  川下セクレタリー

・ 新人会員については。炉辺会合等の夜の例会は積極的に参加し、ベテラン会員と交流を深めて頂きたい。

・ クラブフォーラムを行う事で、新人会員にロータリーを知ってもらう必要がある。若い会員にとっては勉強になるだろうし、ベテラン会員にとっては、若い会員とのコミュニケーションを取る良い機会になり、魅力あるロータリークラブになるのではないか。

・ クラブ戦略委員会があり、そこで5年、10年の計画が立てられていて、会員全員が計画を把握し進めていく事で、クラブのまとまりなどが生まれてくるのでは。

・ SNSを通して活動(例会など)を発信して、ロータリー活動を知って頂き知名度を広げていく事も時代の流れにあった活動になるのではないか。又、女性会員の増員にも力を入れて魅力ある北ロータリークラブづくりを計画していく必要もある。等、様々なご意見を頂きました。

※ 今回の炉辺会合では、F班の参加者で親睦を深める事が出来ました。先輩会員の方々と松尾先生の会話を聞いていたところ、松尾先生は北ロータリークラブにはなくてはならない一人のドクターだと教えて頂きました。