11月2日例会


会長の時間

 会長の時間は個人的な話や新聞、テレビの話ではなくロータリーの話をしなさいと書いてあるものがありますが、今日は卓話でロータリーの話を充分して頂くと思いますので私は個人的な話をします。

 私が初めて中国へ行ったのが平成6年(1994年)29年前でした。目的は西有家庁舎にある島原半島では有名な「みそ五郎」の石造彫刻の検品でした。

 今はパスポートさえあればすぐ行ける中国ですが、その当時はビザがなければ入国出来ない時代でした。……長崎空港から上海まで1時間、それから上海市内のホテルで1泊し、朝一番の飛行機で福州市へ行きます。約1時間50分のフライトです!……日本ならその日のうちに乗り継ぎ、その日に着きますが、中国は外国人に対しては滞在時間が6時間以上ないと次の飛行機に乗れないようになっていました。何故なのと言っても、中国には理由はありません。ダメと言ったらダメの国なのです。そして、福州空港から検品現場まで6時間、道路は中央部分の一部のみしか舗装されておらず、中央線など全くありません。向こうから来る車もこちらから行く車もお互い中央を走ってぶつかる寸前で左右に交わす……それが6時間も延々と続くのですから車に乗っているだけで疲れます。

 途中、昼食を摂る為食堂へ行くと、そこが又大変。店の中は薄暗く、テーブルの上にはガラスのコップと赤い紙のティッシュペーパーみたいなものが置いてあります。これは何だろうと思っていたところ、一緒に同行した中国人が平気で赤い紙でコップを拭いているではありませんか !私も真似して拭いてみると、赤い紙が油でベトついて黄色味を帯びてくるのです。……そのコップでビールを飲むのですがそのビールが又、味が薄く常温で温いのです。温かいビールを飲んだのはこれが初めてでした。……そうしているうちにテーブルに出された物がなんとカブト蟹(兜蟹)です。……日本では生きた化石と言われ、2億年も前から姿形が変わっていないそうです。又、国の天然記念物ともなっています。……これを食べなきゃいけない……さて、それをどうして食べるか?……その食べ方は色々あるそうですが……今日は時間がありませんので来週話したいと思います!

 


・ゲスト 国際ロータリー第2740地区 ロータリーファミリー委員会 委員長 徳川 清隆 様

・米山奨学生 ハ・ティ・ヒエンさん


卓話「青少年奉仕のゆくえ ~未来輝く青少年たちへ~」

国際ロータリー第2740地区 ロータリーファミリー委員会 委員長 徳川 清隆 様


地域発展委員会 令和5年11月2日(木)

児童養護施設「聖母の騎士園」(園長:山下様)に寝具17セットの寄贈

出席者

・会長 宮田 茂樹

・幹事 八戸 泰道

・地域発展委員長 柴田 幸一

・松田 洋一