9月28日例会「第1回炉辺会合発表」


会長の時間

〈ゴミについて〉

 最近は何処へ行っても、ゴミ箱がないのに気づきませんか?公園も駅も街中でも、ゴミ箱がありません。昔は至る所にゴミ箱があったような気がします。

 私が中国へ行っていた頃も、何処でもゴミ箱が置いてあり、ゴミを捨てたい時はいつでも捨てられる……特に中国は人口が多く毎日出るごみは想像を絶する量です……1日に3~4回ゴミ収集されることは当たり前になっています。そうしないと中国の街の中は異臭が酷くて長くは居られません。

 日本はどうでしょう……今はコンビニや高速道路のP.Aぐらいしかゴミ箱は見かけません。ましてや、中国にはないゴミの分別箱まであります。スバラシイ事です。しかし隠れた所には、まだまだゴミがあります……道端の草むらの中、人通りの少ない所、川の中、海の中……特に海のゴミの8割は街から川を通じて流れ出したものと言われています。少し前の資料ですが、1年間に家庭から出るゴミは約5,115万トン、東京ドーム138個分です。ゴミを一列に並べると地球3周以上の長さになります。

※ 曹洞宗大本山、永平寺では、漢字で「護美箱」と書いてある箱があります。私が小学校の頃も同じような箱があったような気がします。又、諫早のゴミ収集車にも漢字で「護美」と書いてあります……これは美しさを護(まもる)為の箱であり、この箱の中に何を入れるかではなく、「何の為にあるのか」を問う為の箱だそうです!

 私も試しに、人が捨てたゴミを持ち帰って、事務所や自宅のゴミ箱へ入れてみました……すると、不思議と気持ちがいいものです。こういう人が沢山出てくれば、街のゴミも少なくなり環境も良くなってくるでしょう。

 完璧にゴミをなくそうとすれば……ゴミ拾いを沢山するよりも、ゴミを捨てない人を沢山育てる事が一番ではないでしょうか!

 最後に私達も家庭の粗大ゴミにならないよう気をつけましょう!


〈クラブアッセンブリー〉「第1回炉辺会合発表」

テーマ/「中学2年生から「ロータリーとは何ですか」と聞かれたらなんと説明しましょうか?」

A班/矢野リーダー  牟田セクレタリー

・ 中学2年生への説明なので、分かりやすい説明を考えた。

・ 中学2年生にとっての授業が私たちの仕事と同じようなものだと考えると、ロータリーは大人の部活のようなもの。ほかに、大人の生徒会活動のようなものだとの意見もあった。

・ 奉仕活動団体。ロータリーが地域や国際的に行っている様々な事業を具体的に説明した方が分かりやすいと思う。

・ 中学2年生に知ってもらいたいこととして、交換留学の事業を行っていることを説明したい(複数)。交換留学生の成長を目の当たりにしたり、交換留学生を預かって交流したりした経験から、中学2年生には交換留学に興味をもってもらいたい。

・ 職業奉仕と親睦を行っていることを知ってもらいたい。職業を通じた奉仕活動と親睦を行うことで相互理解を深めることは、世界平和につながっていると思う。

・ 他人から言われてやらされている人たちではなく、これから生きる道を考えている人たち、地域に対する貢献などの同じ志をもつ人たちの集まり。

・ さまざまな職業の人に出会える場。異業種で交流することが大事だということを知ってもらいたい。

・ 正義に基づいて仕事を行うことがロータリーの志なので、ロータリーは自分を律する場。

・ 紳士淑女の集まり。

B班/水頭リーダー  榎並セクレタリー

 結論から言いますと、『ロータリークラブとは「職業を通して、社会の発展に寄与することはもとより、会員同士の親睦を深めつつ、リーダーとしての自己研鑽に努め、多種多様にわたる問題解決のため英知を結集し、行動を起こし続け、恒久平和を願い、地域や世界に奉仕する団体です。」と説明します。』ということにまとめられました。

 他にも「一人でできないことを集まってボランティア等を同じ目的に向かってやっている団体。」や「職業を通して世の中のためになることはどういうことか。何をすればいいのか等を考え、実行している団体。」という意見もありました。

 最後に水頭リーダーが今回のテーマに至った経緯についてロータリー情報委員長の小溝さんに質問をしました。その答えがこれです。「特に深い意味はございません。宮田会長に頼んでおいたテーマになりそうな単語をつなぎ合わせたのが今回のテーマです。そして、このテーマを見て『このテーマは難しかな。どらちょっとロータリーの友やロータリーの手引きを見てむうか』という気持ちにさせること、そして実際に見てみることが目的でした。」ということでした。

 B班にはその思惑に乗っかった方がいらっしゃいましたが他の班のみなさんはいかがでしたか?

C班/山﨑リーダー  山本(繁)セクレタリー

溝越孝 実体験による

 4年半前に脳卒中になり、会員の三浦さんの赫い花で倒れ長崎医療センターへ運ばれました。1週間、絶対安静。3週間は何もしゃべれなかったが、その後長崎リハビリ病院に5カ月間入院し、そこでは言葉のリハビリを行いました。退院の後、千葉先生の配慮で西諫早病院に週4回程度通ってます。以上が今までの病気の経過です。会員の友情に感謝します。

 この様にロータリーとは友情の塊で出来てる団体です。

宮田茂樹 かみ砕いて説明

1. 色々な仕事をしている人が週一で集まり、お互いの情報を交換したり世の中の為になる事を話し合ったりして自分も一緒に勉強する会です。

2. 沢山の友達を作り、自分の仕事を一生懸命頑張って利益を上げ、社会に還元し世の為、人の為に尽くせるようにする会です。

緒方聖 ベストアンサー

 人間社会において、人々は各々異なった種類の職業人として支え合い生きている。しかし、全ての人が心優しい者ばかりとは限らず、不正を行いぼろ儲けをする人種は居るだろう。この様な社会悪を排除し、心から信頼出来る友人関係を作ろうとする運動が20世紀の初めの頃、シカゴの街で生まれた。

 その中心人物がポール・ハリスという弁護士で3名の友人と語り合い、仕事上公正な取引とするだけでなく人間的な親友関係までに発展させた。これをロータリーと呼んだ。

 最初の内は仲間内の商取引の便宜を図る利己的な物だったが、ある時ドナルド・カーターという人物の指摘により、地域社会への富の還元(奉仕をする)との考え方が生まれてクラブの運命的な変換期を迎えた。

 このようにして、国際理解、親善、平和を推進する国際的グループへと変わっていき現在に至る。

D班/川口リーダー  西田セクレタリー

・ それぞれの仕事を通して職業奉仕を行い、それぞれの経験を生かして親身になること。

・ 自身の心を鍛える道場、仲間を作ることの大切さを教えてくれるところ。

・ 異業種が集まる大人の社交場、学び場。4つのテストも知ってほしい。

・ 仲間との親睦、仕事を通しての奉仕をする団体、仲間とともに自己研鑽や倫理観を学ぶところ。

・ ロータリーを何で知ったか、どこまで知っているのか、それによって答えが変わる。

・ ロータリーよりライオンズが認知度が高いようだが、ロータリーの方が古い団体。大きくなったらロータリークラブに入会してみればどうか。

・ 進路を考える時期なので、異業種の集まり、そういった方々からのふれあいや経験を生かして自分に何を出したら良いか、自分にできる奉仕活動が生かされるのがロータリーではないか。

・ ロータリークラブは会員一人一人が自分の職業を通し、地域社会へ奉仕、貢献する団体である。

・ ロータリーにはロータリークラブが提唱するローターアクトクラブとインターアクトクラブがある。ローターアクトクラブは18歳以上、インターアクトクラブは18歳以下の青少年または高校生が対象になっている。諫早北ロータリークラブでは鎮西学院高校のインターアクトクラブを提唱しており、クラブでは色々な社会奉仕活動を行っている。現在、中学2年生の方は興味があれば、鎮西学院に進学しインターアクトクラブに入会されたらいいんじゃないでしょうか。

・ 小溝さんに質問してみる。

などの活発な意見が出ました。

 

E班/立川リーダー  石本(潤)セクレタリー

橋本 ロータリーとは、駅前のロータリーを連想する。異業種の集まりの中で昔は1業種1社に限られていたが今は複数社の加入が認められ、輪が拡がった。

IAC、清掃活動などの奉仕活動を通して、自己の利益追求ではなく、他人に幸福感を与えたり、他人の幸せを願っていく活動を行っている団体。ロータリーに加入して22年になるが、新入会員の勧誘の際、ロータリーとは何か?とはあまり言わない。ロータリーとは、人となりを高めていく奉仕団体と紹介している。

川﨑 いろいろな仕事を持った人が集まり、互いに助け合い協力し合って活動している団体。

松田 世界と地域に奉仕する職業人の団体。

山本(健) ロータリーに入会して2年なのでよくわかりませんが、ロータリーについて調べてきましたので発表します。地元の町や世界をよりよくしたいと願う。ロータリーは、すべての人に尊厳と尊重を持って接し、あらゆる人の声に耳を傾けられるようにし、親睦、奉仕、リーダーシップの公平な機会を設けることに力を注いでいます。

※ ロータリーは、世界で地域社会でそして自分自身の中で持続可能な良い変化を生むために人々が手を取り合って行動する世界を目指しています。そして、職業人として地域社会のリーダーのネットワークを通じて、人々に奉仕し、高潔さを奨励し、世界理解、親善、平和を推進することです。ロータリーで必要とされるのは、より住みやすい世界の為に時間とエネルギーを捧げようという意欲と行動力が大事です。

東村 職業人の集まり。留学生のお世話などの奉仕活動をする団体。詳しくは、ネットで調べろと言いたい。

田中(守) 誰と仲良くするか、付き合うかで影響を受けることで人生が大きく変わる。志高い人と一緒にいれば、良い影響を受けて志を高く維持できたり、社会にも良い貢献ができたりとよい方向へ向かっていくと思う。ロータリークラブとは経営者の集まりであり、その志の高い人たちの集まりなので自分は大変入会して良かったと思っています。

吉田 100年前、荒れていたシカゴの街でロータリーは生まれ、仲間内だけでも真っ当な商売ができるようにしようと呼びかけた。私たちも仲間内で真っ当な商取引ができるように、活動ができるようにロータリーがあると思う。その仲間の輪に、異業種の人達が集まり、奉仕活動を通じて新しい知識や倫理観も育むなどができる場所と思う。

立川 娘が中学生でちょうど玄関にあった4つのテストを見て、ロータリーについて質問を受けました。自分なりに考え、娘に伝えたのは、週1回の集まりで商売上の事や地域の問題点などを聞くことができる場所であり、清掃活動や募金活動などの奉仕活動をすることによって、前向きに地域に貢献している団体であると伝えました。

石本(潤) ロータリーについてよく理解していない。

会社や取引を除いて、フラットな立場で自分を認識できる貴重な場だと思います。

(まとめ)

 様々なご意見を頂きましたが、中学2年生にとって分かりやすいと思えるご意見を二つ。「誰と仲良くするか、誰と付き合うか、他人から受ける影響で人生も大きく変わってくる。ロータリーとは良い影響を与え合う志の高い人が集まる団体である」。

 もう一つは「100年前、仲間内だけでも真っ当な商売ができるように呼びかけられた団体であり、現在のロータリーも多くの異業種会員が集まって奉仕活動などを通じ倫理観を育んでいる」。

 これらを含めたE班の意見をまとめると「同じ地域の異業種の人が集まって奉仕活動などを通じ地域や自らの成長につながるよう志高く活動する団体」とまとめられそうです。

 何にしろ中学生にロータリーを説明することの難しさに気づかされた会合となりました。

F班/舟津リーダー  藤本セクレタリー

 今回のテーマは中学2年生というのがネックとなりましたが、いろいろな意見がでました 

 中学生に説明するとなると「4つのテスト」で理解してもらうのがいいんじゃないか、大人には親睦とか奉仕とかロータリーの目的・理念を説明したらわかってもらえるかもしれませんが中学生には「4つのテスト」を見せて理解してもらうのが一番、という意見がでました 

 中2にはロータリーは奉仕活動うんぬん説明しても理解は難しいと思う。前、青年会議所に20年近くいましたがその時のほうがまだ子供達と接する場が多かったので一緒になって何かを活動することで青年会議所活動を理解してもらうことが出来ました。

 シンプルな言葉で説明したほうがいいのでは、という意見で、「奉仕活動を行う世界的な組織」 細かく言うなら4つの奉仕の、クラブ奉仕・職業奉仕・社会奉仕・国際奉仕の説明を行いこの4つの奉仕で行動してる団体と説明したら理解してもらえるのではないか。

 まず前置きとしてロータリーの組織は仕事を持っている人の集まりです。何でかというと仕事を通して色々な奉仕をしてます。その職業で奉仕になっている部分をいかにもっと質のいい奉仕にできるか。ロータリーの集まりの例会というのはせっかく奉仕をするならそれを研鑽する場である。それが基本であります。では何を行ってるかというと週に一度集まって食事をします。人間というのはコミュニケーションをとるのに食事というのは一番いい手段です。自分の職業の持つ奉仕の質を高めるためにどうすればもっといい質の奉仕ができるのかを自己研鑽する場です。それを中学生に説明するにはどんな方法がいいか考えたら、まずロータリーソング「我らの生業」の1番の歌詞を聴かせる。これで説明がつきます。次に我々は例会の冒頭4つのテストを全員で唱和してるという事。次にライオンズとの違いの説明。ロータリーはI SERVE、私がサービスします。ライオンズはWE SERVE、我々は団体で奉仕します。ロータリーは団体で奉仕してるようですがI SERVEなんです。そのI SERVEの質を高めるのがロータリーの例会であったり3つの義務のひとつロータリーの友を読むことなんです。これで中学生にも分かってもらえるのではないか。

 今回のテーマはロータリーを再認識するきっかけとなり、どういうロータリアンであるべきかも再認識させるテーマでした

 「最後に池田先生から心温まるエピソードがあったので紹介します。池田先生は1日3000歩ウォーキングしてるそうです。先月例会終了後娘さんとの待ち合わせ場所まで歩く予定でしたがちょうど雨が降ってきて玄関で困ってたそうです。その時留学生のヒエンさんが降りて来て傘に入りますか一緒に行きますよって言ってくれたそうです。話もしたことがないのにロータリーのメンバーって事で声をかけてくれてすごいなぁと思ったそうです。もう一つ8月のすごい暑い日、その日も娘さんの所まで歩いていこうと上着を脱いで歩いて行こうとしたら女性の会員の一人が池田さんどこまで行きますかと聞いてきて、そこまでは行かないけど途中まで日傘に入りませんかと入れてくれたそうです。あまり話した事がない女性会員の誘いに、この時もロータリアンになって良かった、と思ったそうです。」