８月１０日例会　第2740地区ガバナー公式訪問

会長の時間

　私は２カ月に１回、福岡の病院に通っていますが、この前先生から……どんな仕事をされているのですかと聞かれ、“いし”の仕事をしていますと答えたら……え！失礼しました……医者ですかと言われました。ハイと答えたかったんですが……いいえストーンの方で、石屋ですと答えると、あ…そうですかと言われました。……考えてみたら……いしやの“や”が大きいか小さいかで世間の見方がこんなに違うもんですネ。

　私も好き好んで石屋になったわけではなく、偶然の出会いでした！今から40数年前、仕方なく就職した先が大村の建築会社でした。そこで現場管理から営業廻りの仕事をしている時、不動産屋から1,000坪の墓地があるが見てみないかと言われ、行ってみると墓石が１基しかなく周りは全て山でした。その頃私の知人が石屋をしており、話をもっていくと、霊園をやろうという事になり、私にやってくれと言われ、私は会社を辞め、霊園開発に専念する事になりました。その後、３カ所程霊園を作りましたが、この会社も色々問題があり、昭和59年私は会社を辞めました！その１年後にその会社も倒産、前の会社も私が辞めてから数年後に倒産。なぜか私が行くとこ行くとこ倒産ばかりするので、勤める気もなくなり自分で石屋を始める事になったのです！……これが私の石屋の始まりです。昭和59年、34歳になったばかりでした！

　ロータリーでは「職業に貴賎なし」という言葉があります。これは誰でも世の中の為、人の為になる仕事をしているからこそ今でも続いているのですネ。大企業であれ個人事業であれ！社会的地位が高いと考えられる職業であれ、そうでない職業であれ！職業に差別はありません！ロータリーも同じです。一旦ロータリーに入れば皆平等、対等の立場でお付合いをして、心を通わせる。これが、ロータリーの良さではないでしょうか！……但し、大事な事は「親しき中にも礼儀あり」特に年長者に対しての礼を忘れてはならないと思います。ひいては、これがクラブの活性化となり又、クラブのチームワークに繋がっていくのではないでしょうか！