5月25日例会


会長の時間

《2024年問題》

 先週お話をしました2024年問題の続きをお話します。

 2019年に「働き方改革関連法案」が施行されました。

 その時に、特例として、トラック運送業への適用が、2024年3月まで猶予されていたんです。

 いよいよ2024年3月末日でこの猶予が終わると、トラック運転手の時間外労働に年間960時間の制限が課せられます。

 人手不足が慢性化している物流会社が十分な運転手を確保できず、安定的な長距離運送が困難になるという懸念が「2024年問題」と呼ばれています。

 では、現状で時間外労働が年間960時間を超える運転手がいる??

 全日本トラック協会の2022年調査で、27.1%の企業がオーバーしていると回答。実に4社に1社以上が満たせていない状態だったんです。

 このままだと、2025年に全国の荷物の30%、2030年になると35%が運べなくなるという試算も公表されています。

 それと、私達の身に染み付いている通販で商品購入時の配送料無料という手厚いサービスを継続していくには、運転手の負担軽減などの対応が、急務となっています。

 今日で5月の会長の時間が終了しました。

 6月に4回会長の時間が予定されておりますが、6月第2例会(6月15日)は、小溝忠徳副会長の時間を取っておりますので、100%出席で小溝忠徳副会長のお話を聞きましょう。


・米山奨学生  ハ・ティ・ヒエンさん

 本来ならば台湾からの留学生、マースがスピーチする予定でしたが、昨日の夜から体調を崩し、先程病院に行って、今現在は私の自宅で寝ております。プログラム委員長の萩原さん、並びに会員の皆様には卓話の時間の段取りを組んでいただいていましたが、本人も残念がっているんですけど、本日のスピーチは出来ません。6月の予定も詰まってまして改めて15分時間を取ってマースのスピーチをすることができませんので皆様にはお詫び申し上げます。

 しかし、この1年間皆様にはお世話になっておりますので、何とか3分か5分位の時間をとりまして、ショートスピーチという形で本人にさせたいと思います。

 本日は、どうもすみませんでした。


新入会員卓話

 田中塗装の代表をしております田中と申します。本日はこのような場をつくっていただきありがとうございます。

 少しでも私のことが分かっていただければと思いスピーチさせていただきます。宜しくお願い致します。

 私の出身は諫早市目代町です。1985年生まれの37歳になります。

 趣味はもともと学生時代はアイスホッケーやスノーボード等がありましたが最近の趣味は筋トレになります。時間があればボディビルの大会でも目指してみたい気持ちはあるのですが……近況です。

 これまで37年間で5つ影響を受け今の自分があります。

 

1つ目 ラグビーとの出会い

 ラグビー人気が出る前に出会いました。有名な五郎丸と同世代です。

 幼いころから家業でもある父親の塗装業を見てきたことから当時は中学卒業と同時に塗装の仕事に就こうと決めていましたが、受験前に友人の高校に行ってラグビーをしないかとの誘いがあり、当時まったく知らないラグビーという競技の名前を聞き興味を惹かれ、ラグビー部のある大村工業高校の建築科に進学しました。

 激しい体のぶつかり合いがあったり楕円形のボールを投げたり蹴ったり、あと15人で試合を組み立てる楽しみが野球やサッカー等よりもやることが多く自分に一番合う競技だと思いました。

 当時、高校2年生の時に長崎県選抜の選考があり、ニュージーランドへ遠征に行き海外の方と試合をするという行事が長崎県にはありました。最終選考まで選ばれましたが、選考前日の練習試合で右足のじん帯を損傷してしまい断念してしまいました。3年間競技は続けましたが一番目標にしていた海外へ行って試合ができると目標にしていたものがなくなり、高校で競技を止めてしまいました。

 3年間の競技での大きいケガは、鎖骨左2回右1回、あばら1本、指脱臼数回、じん帯1回。じん帯切った当時中国への修学旅行もあり松葉杖で万里の長城を上ったことはいい思い出です。

 順風ではなかったですがラグビーの競技と出会えてよかったです。

 

2つ目 妻との出会い

 妻は私の1つ上の38歳になります。前職は保母さんをしておりました。すごく優しい妻です。

 妻との出会いは、ラグビーとも関係ありますが、高校1年生の時ラグビーの先輩のメル友だった女性を紹介いただき今に至ります。

 メールを数回重ね、初めては大村市の森園公園のベンチで会い付き合うことになったのが当時の記憶です。東京と長崎の遠距離も4年ほどありましたが別れることもなく出会って21年になります。

 ラグビーをしていたから今の妻と出会うことができました。私が付き合う方は今の妻が最初で最後だと思います。

 そして先月の4月29日で結婚12年になります。これからも毎日笑いあえる夫婦でありたいと思っています。

 

3つ目 東京の就職先

 大村工業高校卒業後建築の資格を早く取りたいと思い長崎総合科学大学に進学しました。大学を卒業ののち、東京都にある㈱岩本組という会社へ就職させていただきました。鉄筋コンクリート造や鉄骨造といった高級住宅・一等地に建つテナント等の施工管理として工事に携わってきました。

 その会社は当時有名なところでいえば所ジョージの住宅、歌手GLAYの事務所、松崎しげるの住宅、駐車場で有名なtimes会長宅等他にも聞いたことがある著名人の住宅等も作ってきた会社となります。

 朝から夜最終電車まで仕事が茶飯事で休みの日は建築士の資格を取得する為に学校へ通っていた為、東京が楽しかったといったイメージはほとんどありませんでした。現場の収まり進行が滞り一時期鬱ぎみになったことも記憶しております。数年の妻と2人の新婚生活が一番楽しかったです。

 しかし、この経験が今地元長崎に帰ってきてすごく生きて仕事に繋がっていると思います。

 

4つ目 子どもができた

 私には現在4人の子どもがいます。上から11歳の女の子、10歳の男の子、5歳の女の子、3歳の女の子です。長女が生まれたのは関東で就職して4年目にできました。

 東京は塾や進学先で競争やいじめがあると当時聞いていた為ここでは育てたくないと思い、退職を翌年に致しました。

 正直子どもが生まれなければ、転職は考えますがずっと妻と2人で関東に住んでいいと思っていた為、帰省のきっかけをつくってくれたのが長女になります。この子が生まれてきてくれたからこの場に携わらせていただけているので感謝しかありません。

 まだ口を聞いてくれなかったり、父親は嫌いといった行動はない為安心しています。女の子が多いのでこのようなことがないよう願うばかりです。

 私の教育方針は皆、長崎県外や海外にでも行っていろんな経験をして一番自分が過ごしやすいところで生活してほしいと思っています。

 

最後5つ目に 今の田中塗装です。主に塗装と防水をさせていただいております。

 会社創業は父が始め35年が過ぎました。

 去年の11月に私が代表に就任させてもらい2代目という立場になります。現在従業員職人14人、営業兼管理5人、合計19人の体制で営業させていただいております。私が弊社に戻る前は、職人7人、営業兼管理1人の状況でした。前職人は今でも働いていただいており、7人が30年以上勤めていただいているベテランになります。売上も1.5億円から3億円と成長させていただいており皆様のお陰です。感謝でしかありません。これからも社員のより良い生活、地元地域の皆様の生活に寄り添いながら経営が出来ればと思っております。

 私が帰省できたのも田中塗装があることで帰って来る場所があるという安心感があったことは間違いないと思います。

 子どもたちにも好きなことをしてもいいから最終的には私の父と同様帰ってこれる場所を残していきたい。長崎県でも好きな生活ができるという環境を作ってあげたいと思います。


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5月31日 18:30~ L&Lホテルセンリュウ

辻会長、松田幹事、大石会長ノミニー、三浦ロータリー情報委員長、松尾委員、新入会員9名