5月18日例会


会長の時間

 今朝の新聞に、5月17日、当クラブ元会員の鶴川浩基さんが亡くなったとお悔やみ欄に出ておりました。鶴川様が会員の頃、インバウンド学生のカウンセラーを熱心にして頂いたことを思い出しました。ご冥福をお祈りします。

《物流業界の今後》

 物流業界は、2024年に運転手の労働時間を、現行より大幅に減らす規制が差し迫っております。

 いわゆる「24年問題」会員の皆様も報道で良く聞いたりされていると思います。

 現在も運転手不足なのに、更に労働時間規制が強化されると、2030年には全国で40%近くの荷物が運べなくなります。

 会員の皆様も、通信販売で買い物をされているのではないでしょうか。

 この通販で購入した商品が、今は当日配達・翌日着と通信販売企業が言っている言葉が、2030年には死語となるでしょう。頼んだ商品が、頼んでから1週間後に届く が普通になる。

 長崎県から一番多く県外へ輸送されている荷物は何だと思いますか?前田君。それは、野菜です。長崎県は工業製品より農産物の方がはるかに多く県外へ輸送されております。輸送の主力は「いすゞのトラック」なんです。陸路だけで長崎県内から大消費地の関東までトラック輸送するこの体系を維持するには、運転手を1台に2名(ツーマン運行)にするか、大阪の手前までしか長崎県内のトラックは走りませんとなる??これは、コスト面と会社維持の両面で、非現実的なんです。

 そこで、オリックスが九州の農産物(出荷物)をカーフェリーで関東へ運ぶ「長距離物流サービス」をスタートさせました。

 九州の野菜・果物という日持ちしない品物を、大消費地の関東へ輸送する方法が、陸路から海上輸送へと変わってくることが確実です。

 本田清秀様、私と一緒にトラック専用のカーフェリーを作りませんか!


ゲスト

・独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構長崎支部 支部長 納冨 勢子様

・交換留学生  ワン・ウェイ・ハオ君

・米山奨学生  ハ・ティ・ヒエンさん


卓話

独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構

長崎支部支部長 納冨 勢子 様