12月8日例会


会長の時間

 12月4日、テレビ朝日の人気番組「ポツンと一軒家」が放映されました。

 この「ポツンと一軒家」は、北海道に渡り100?の敷地で、牛・豚・羊等の畜産業を営んでいる家でした。そこに住んでいる人は、何と30年前、諫早北RC青少年交換留学でオーストラリアヘ交換留学生として派遣されていた西川君(平戸市出身・諫早農高卒)でした。当時、当クラブの瀬頭さんがこの西川君とインバウンド学生のお世話を熱心にされていたのを思い出しました。

 2740地区の青少年プログラムで交換留学は、物凄いエネルギーを使いますが、こうやって元派遣学生の成長と社会貢献している姿を見て、素晴らしいプログラムだと再確認しました。

〈身元保証契約の話〉

 本日は、ロータリアンの皆様が事業所で社員を雇用する場合に、新しく入社する社員の身元を保証する為に「身元保証書」を提出させることがあると思いますので、この件で、少しお話をします。

 身元保証人の目的、身元保証契約とは、会社と従業員の身元保証人との間で締結する契約となります。

 1つは、従業員自身の人物(身分・人柄・経歴等)に対する保証人としてのお墨付きを与えるものであり、もう1つは、従業員の行為によって会社が被る損害額を身元保証人が賠償することを約束するものです。

 身元保証人になった人は賠償をすることに至った場合に、一体いくら賠償するの?? 無限大に……

 こんな不安を無くす為に、2020年4月の民法改定により、賠償の極度額(上限額)を定めることが求められるようになりました。

 極度額が明示されていない契約は無効となります。

 例えば、従業員が社用車を運転していて自損事故を起こして社用車の修理費用が100万円かかった場合に、従業員が負担すべき金額は?? 判例から見ると25%です。

 従業員が弁済能力無しの時には、当然、身元保証をしている身元保証人が弁済しなくてはなりません。

卓話「3つの職業奉仕論」

会員 千葉 憲哉 君

 時代とともに変わってきた職業奉仕の理念と現在の職業奉仕の定義について

※ 1月号のガバナー月信にも詳しく文章として掲載されるそうです。