12月1日例会・年次総会


会長の時間

 11月25日~27日の3日間、地区大会が佐賀で開催されました。

 当クラブから多くの会員に参加してもらいまして、ありがとうございました。

〈クリミア半島の話〉

 先週は、相続で取得した土地を国が引き取る法が施行された話でした。本日は、最近報道でよく耳にするクリミア半島の話をします。

 ヨーロッパで領土の奪い合いが繰り広げられていた時代に、ヨーロッパ東部を、18世紀末にリトアニア公国からロシアが支配し、そのロシアがリトアニア・ポーランドから併合した領土が、今のベラルーシという国です。

 ウクライナ東部をドンバス地方と言います。ルハンスク州、ドネツク州はロシア帝国が開発に力を入れ繁栄した地方、ロシア人も多数移住してきました。

 ウクライナにとってドンバス地方は、ウクライナ・コサックが支配していた民族の聖地であり、絶対守らなければならない地方です。ロシア人にとっては多くのロシア人が入植した帝国の一部であり、事実上、ロシア人の領地という認識です。

 だから、プーチンはウクライナ東部を今侵攻しているのです。

 じゃあ、クリミア半島を2014年に強行併合はなぜ?

 クリミア半島は、紀元前5世紀頃はギリシア人の入植、中世にはローマ帝国に支配され、その後、モンゴル征服を受けてモンゴル帝国の分ぶん枝し ジョチ・ウルスの支配下へ、15世紀になると、モンゴルのハン国とトルコオスマン帝国の支配下となり、18世紀まで続いた。

 1783年ロシア帝国によりロシアの支配下に入り、1921年ソビエト連邦クリミア自治ソビエト社会主義国が設置された。

 1954年ウクライナ・ソビエト社会主義共和国に移管された。(辻が生まれた2年後)

 1991年にウクライナが独立すると、再び、自治共和国の地位を得たが、2014年クリミア危機でウクライナ国内法を無視する形で、一方的に親ロシア派が独立を宣言、続いてロシアによるクリミア併合が宣言され、領有権の対立が今も続いている。

 ※ 第二次世界大戦中、ウクライナはドイツ軍(ナチス)の一時占領を受けていた歴史があるので、プーチン大統領は「ウクライナのクリミア半島を、ナチスドイツ思想の人から解放する、ナチス思想の人から支配されているロシア人を解放する と叫んで、ベラルーシ経由で今年2月にキエフヘ侵攻しました。

 あらゆる文明国の中で、ロシアは唯一「国家の利益」が個人の利益より重視されている国であることを、日本人の私達は知っておくべきです。

 それと、ロシアでよく言われているように「尊敬されるには、恐れられなければならない」こと、極めてロシア的感覚で、欧米で通用する国はないことも、合わせて知りましたので、今後、皆さんもご存じの通り、㈲イレブンハウスは仲介業を主な業いとしているので、プーチン大統領と岸田総理の間に入り、戦争でなく北方四島返還売買仲介業務を行いたいと思っております。

望むは世界の永遠の平和!


・交換留学生  ワン・ウェイ・ハオ君



年次総会

会員数 78名 出席 50名 委任状 16名

宮田会長エレクト開会の挨拶

 今日は年次総会ということで、次年度の理事・役員の選出を皆様にしていただきたいと思います。私も熟慮に熟慮を重ねまして、最近はやりの任命責任を問われない様なメンバーを選んでおりますので、皆様の広い心で選んでいただければと思います。

 

承認後宮田会長エレクトの挨拶

 満場一致で次年度役員・理事の承認をいただきました。次年度はこのメンバーで来年の7月からスタートさせていただきます。皆様のご協力がなければまとまっていけませんので、ぜひご協力お願いいたします。本日はありがとうございました。