11月18日例会

〈クラブアッセンブリー〉「第1回炉辺会合発表」

テーマ/「新型コロナ禍での学び、その後……」

 

A班/辻リーダー  石本(仁)セクレタリー

1)リモートワークについて

 学校のオンライン授業や会社でのテレワークなどリモートワークが普及したが、

・ リモートで十分な会合等も多かった。その環境にも随分慣れた。

・ スマホやインターネットが普及する前だったら大変だった。→社会全体がストップ

・ オンライン会議が大企業だけでなく、中小企業やロータリーの例会で利用されるようになるとは思わなかった。

・ 一方で、リモートの限界を感じることもあった。人と人が直に接することにより、友情、親睦、結束が生まれる。人は温もりを感じられる距離をもった社会の中にいることが大事な生き物であると実感した。

2)噂話やデマの氾濫について

 噂話やネットやTVで知った情報を本当に正しいのか自分で考えもせず、伝言ゲームのように人に伝えることはとても恐ろしいことだと実感した。

3)留学生や技能実習生の受け入れ、帰国ができなかった。

 留学生等はその人の人生設計に関わることにもなり、多くの学生に影響を与えた。

 技能実習生の件では日本がいかに外国人の労働力にたよっているかが浮き彫りになった。

4)ウイルスと人類の付き合いについて

 人類の歴史上、数多くのウイルスとの闘いをしてきたが、人類がウイルスに完全に勝利したのは天然痘ウイルスただ1種類だけ。ポリオも完全に撲滅するに至っていない。コロナとも長い付き合いになると考える。

 

B班/板部リーダー  片山セクレタリー

 先ずは、医療従事者の皆様に感謝の意を表します。

コロナ禍では、見えないウイルスへの恐怖から過剰ともとれる制限が課せられ、ひとたび感染者が出ると、また過剰な騒ぎとなったように思います。

当たり前のことが制限されるなか、資格の取得も困難な状況が続きました。

日本では落ち着きをみせている感染状況ですが、世界では感染が広がっている国や地域が多くあります。

そのため、事業再開しても、輸入に頼る材料、部品、製品は、未だ入手困難な状況が続いており、納期や工期の遅れや、商品が値上がりするという状況も報告されました。

なかには新車への乗り換えができず、特例で車検切れの車に乗車するという事例もあったようです。

また、医療従事者の身体的、精神的負担や、生活、行動の制限に加え、昨年の冬には、賞与の減額があったという事例も紹介されました。

リモート会議も浸透しましたが、準備が苦手という意見とともに、顔と名前が一致しないという意見もありました。

 子どもを預かる児童施設においては、学校の休校にあわせて休園を余儀なくされたとのことです。

利用者の家族に感染者や濃厚接触者が出ると対象家庭に休んでいただくという対応もありましたが、子どもの安全と同時に、共働き家庭の生活も守るという観点から、その線引きが難しかったようです。

また、結果として、好転したという事例もありました。

企業に対する補助金の交付や、金融機関の融資緩和によりもちなおした企業もあり、取引が増えた他、メーカーの取り付けやメンテナンスの出張が出来なかったため、自社の社員が製品を学び、取り付け、メンテナンスを行い、社員のスキルアップにつながったこともあったようです。

家での過ごし方、楽しみ方、夫婦の譲り合い等を考える機会となった会員が多くいました。

外出が減り、家での食事が増え、早寝をするなど健康的な生活となった一方、体重が増えたとの話もありました。また、会合の中では、清潔になりすぎて、体内の抗体、免疫作用が低下、減退しているように思えるとの意見もありました。

3秒ルールの復活もありではないかと冗談ぽい話ですが、考える必要があるとの意見も交わされました。

 今後については、コロナ禍以前の、当たり前と言われていた日常の有難味や、お互いに頼りながら生活していること、また、時には、一部の職種の方に頼り切って生活していることを再認識して生活していくことが大切であることが多く述べられました。

身の回りや、職場環境の整備はもちろんですが、世界の感染拡大防止にも目を向け、後進国へのワクチンの配給に寄与していくことも、日本人の生活を守っていくことにつながっていくとの意見もありました。

 

C班/舟津リーダー  前田セクレタリー

 リーダーの舟津さんの指名により各人の意見発表がありました。

1)津田さん

 予期せぬ病気は必ず発生するものです。過去においても定期的に発生しています。病気を恐れず、一人ひとりが早く対応していくことが重要です。この世の続く限り。

2)前田

 コロナばかりでなく世界中、気候変動などで災害も多く発生している。その対策としてBCP(事業継続計画)の勉強会を北ロータリーで行ったらどうか。

3)光石さん

 生活環境、働き方、仕事の進め方などニューノーマルが出現し、今まで当たり前だと思われていたことが当たり前ではなくなった。色々なことを使い分け、デジタル技術を駆使し、ライフスタイルやワークスタイルが既に確立され始めている。

4)森浩さん

 世の中において、また人生において様々な困難があるということを痛感しました。ロータリーの例会のあり方として、リモートがなくなり対面して活動していくことが重要だと思います。

5)田島さん

 コロナで始終八苦。仕事は大幅に減少し、家庭ではお見舞いにも行けない。収束を祈るばかり。

6)川口さん

 経験したことがない恐怖感を味わい、これまで当たり前と思っていた事が出来ない。ただ、その中でも日々の生活は営まれ、必要なもの、そうでもないものが選別されつつあるのではないかと思います。

7)舟津さん

 例会をズームで参加中。講習会などリモートで助かることもある。職場で体温を計ることで従業員とコミュニケーションが図られた。前向きに考えられるようになった。

8)茂見さん

 生活形態の変化により、自分にとって大事なものを考える時間が増えた。他人を思いやることの大切さを知った。

コロナと共に前向きに人類は考えている。

9)とりの池田先生

 衛生観念の向上と実践習慣

 1.マスク習慣の向上

 2. 手洗い習慣の向上⇒コロナ感染拡大防止の標語全国募集 2021年度最優秀作品   「手洗いが命を守る第一歩」    池田先生のパクリ作「ワクチンも命を守る第一歩」「マスクだって命を守る第一歩」「三密回避は命を守る第一歩」

 生活様態の変化(新たな生活様式)

 1.三密回避

 2.不要不急

 3.ネット活用によるリモートワーク、リモート会議新型コロナ予防対策の五小 小池東京都知事提唱 1.少人数   2.小声   3.小皿

 4.小まめな換気 

 5.小一時間

 

D班/江島リーダー  烏山セクレタリー

 本来はセクレタリーの烏山様が発表するはずだったのですが……今日から四国お遍路に旅立たれましたので、私立川が代理発表させていただきます。

以降は烏山セクレタリーから送られてきた報告書を原文のまま読み上げさせていただきます。

 私烏山、セクレタリーとしてはセンリュウ様での開催を〈クラブアッセンブリー〉「第1回炉辺会合発表」テーマ/「新型コロナ禍での学び、その後……」計画していましたが、お笑いトリオ・ネプチューンの原田泰造ではない別の泰蔵様より「是非  古都で 」と半ば命令のような電話があり、渋々和風レストラン古都様で開催いたしました。

では参加者の意見を簡潔にご報告いたします。

まずお一人目の古川泰蔵様……無断欠席につき意見拝聴することができませんでした。至極残念です

次に八江利春様……コロナ禍のこの2年間は人生10年分を損した感じである。明るい日々を送りたい。

次に山本繁隆様……家飲みになったお陰で、早寝早起きで健康になった。しかも、身長が5㎝も伸びた

次に津浪勉様……コロナで4つのことを学んだ。?日常の有難み?人間の浅ましさ?判断力の大切さ?すいません  

忘れました↓ とのことでしたが……九十九一に似ている津浪様もう思い出しましたか?

次に柴田幸一様……リモートワーク・オンライン会議と一歩先に進んだことは良い点と思うが、東京出張が無くなり寂しい。

次に立川康太様……西日本新聞主催のイベントもコンパクト化し、利益追求より市民の思い出・心にいかに寄与するかを狙いとするようになった。今後もこの流れは続いていく。

次にリーダー・江島晃好様……マスクの有効性を実感。

今後もマスクがスタンダード化することで流行を抑えることができると思います。

最後にセクレタリーの私烏山……通学する高校生が感染したが、社員に陽性者が出なくてホッとした。保健所の説明・指示・調査は、丁寧かつ的確で素晴らしいものだった。

以上、7名でD班は開催しました。

 

E班/榎並リーダー  石橋セクレタリー

 栗林さんより、参加者17名について諫早北ロータリー創設から考えてもこんなに参加者が多い炉辺会合は初めてです。

E班全員出席+4名メイキャップ。炉辺会合が開催できるようになったことがよかった。炉辺会合は生の声を聞くことが出来る。とても嬉しい。というお言葉をいただきました。

 17名全員分の内容を発表はできませんが、あっ、こんな見方もあるんだ。と思った内容を主に発表させていただきます。

栗林さん:

・ 人間の生活、コミュニケーションが変わってきているので今後が心配です。face to face がなくなってきて、在宅が増えてきた。学生はタブレットばっかり見るようになったので不眠症の学生が増えてきています。

・ コロナウイルス感染者が少なくなってきて、留学生が海外から日本へ来る方は回復してきていますが、日本から海外に出す方、こちらが改善するのはまだまだ先のようです。早く改善してほしいと願ってます。

川﨑先生:

・ 退学者が多くなった。生徒にとって今まで当たり前だった日常の大切さを痛感しています。

松尾先生:

・ ウイルス、ワクチンというものが何たるかが勉強になりました。日本がワクチンを作ってなかったのは、日本人が副反応を嫌う人種という事も学びました。これからは、今から色々な種類のワクチンを勉強していかなければなりません。

田中さん:

・ 飲食が一番影響を受けました。仕事がない事の辛さ。モチベーションが見る見るうちに低下していきました。飲食以外で食べていくことが出来る仕事を今後アンテナを張って見つけていくことが大事という事を学びました。

黒田幹事:

・ 子や孫に全く会えなくなりました。改めて家族愛の大切さを感じさせられました。

橋本会長:

・ 1,危機管理を学びました。(RC 例会休会)2,社員及び自身の健康管理に気を付けるようになった。(毎日の検温、サプリメント摂取)3,人に感謝するようになりました。

・ 諫早市内が蔓延防止法期間中でも、少しでも経済の活力になってもらいたくて今までと変わらないように夜の街に出ていました。

榎並リーダー:

・ コロナウイルス感染症が発症しない人はしないんだと、橋本会長を見て思いました。

小溝さん:

・ 志村けんさんが死亡して、本当にコロナウイルス感染症にかかったら死ぬんだと思いました。死にたくないからかかられんね~と思い、それから全く飲みに出なくなりました。タクシー代が0になりました。タクシー運転手さんは「小溝は死んだ。」と思っていたようです。

・ 今までマスクを付ける習慣がなかった。マスクを付けてみたらマスクが小さかった。実は、自分の顔が大きいだけだという事を学びました。

 

F班/宮田リーダー  三浦セクレタリー

* 困難な時こそ、ピンチをチャンスに変えないといけない。私はこの言葉が大好きです。(神様は決してピンチだけをお与えにはならない。ピンチの裏側には必ずピンチと同じチャンスを用意して下さっています。愚痴をこぼしたり、ヤケを起こすとチャンスを見つけることが出来ずピンチを切り抜けるエネルギーさえ失せてしまう。ピンチはチャンス  どっしり構えてピンチの裏側に用意されているチャンスを見つけよう。)色々なことが良い勉強になった。

* コロナ前まで夕食はほとんどが外食だったが、コロナ禍で家で夕食が出来るもんだと気づかされました。数年ほど前から始めた株ですが株価の上がり下がりでコロナなどの感染症に強い業種と、弱い業種が良くわかったなと思いました。今後はキチンと儲けられる様に頑張ります。

* コロナ感染が始まって2年となるが色々な業種の方々が本当に大変だと思います。自分の仕事に関しては直接的には影響は余りなかったようです。コロナで学んだ事は家族や友人、ロータリークラブを含む仲間の存在が非常に大きく中々外で会うこともかなわず、家飲みばかりで淋しい日々でした。今普通に生活しているのは、知り合った仲間のおかげであり、大変感謝しています。コロナが終息したら仕事も遊びもより一層頑張ります。

* リモートで仕事ができることで夜の接待が無駄であることに気づかされた。マスクをすることで特に女性の方々は若く綺麗に見えるので良い事です。それと家に居ることで家族の絆がより一層深まりました。

* 衛生面では個人の方々が手洗い消毒、マスク等など心がけていくことが大事  その後については今までの教訓を生かしていくこと。

* 仕事の面はあまり影響はなし、日本人は各国に比べマスクの着用率が非常に高いので素晴らしい

* ピンチをチャンスに変えることが出来たと思う。何事に対しても前向きに進んでいきたい。

* リモートは今後も沢山利用される事だと思う。今まで遠い所に出張で行かないとダメでしたがリモート会議ですることが出来て交通費を含め経費が減って良い部分もありますが、信頼関係はリモートでは出来ないとはっきり分かった気がします。これが一つの学びだと思います。会議が多いのですが、ほとんどが書面決議になりその結果どういう風になったかというと、新たな発想、進歩が無くなり、これは大変マイナスな事です。

* 今の日本の医療界のボロが出ました。色々な医師の方々がバラバラな事を言ってしまったことで政府が迷走してしまった気がします。遺伝子学、免疫学が世界から日本は遅れています。フランスの経済学者の方が言った事ですがポストコロナは元に戻すことが出来ない、コロナの後を救うのは人の事を考え、人の事を助ける以外に無いと言ったんです。ロータリーの精神はリタなんです。人の為にほどこすことなんです。今こそロータリーがこのコロナの後を救うのです。皆さんロータリアンとして誇りをもって下さい。

* コロナで1から学ぶことが多かった。今後はAIの時代になっていくのでは?

* コロナがまん延する前に行われていたことが今後コロナが収まったとしても全てが元に戻るのかは疑問です。