10月28日例会


卓話「ジビエについて」

諫早市鳥獣処理加工販売組合 組合長 永尾 洋一 様

昔からイノシシ肉は滋養強壮の食材として重宝されており、長崎県諫早市にある5つの地区の猟友会でも地元の農作物を鳥獣被害から守りつつ、猟師飯にして食してきました。

 

2016年、5つの猟友会が集結して農作物の被害防止とジビエの普及を目的に『諫早市鳥獣処理加工販売組合』を設立。組合員は約150名。

同年、公設の処理場『諫早猪処理販売センター』が開設し、組合で運営を開始。

捕獲、処理、包装まで一貫して迅速に行うことが可能になりました。

 

センターはHACCP(ハサップ)に沿った衛生管理体制が行き届いた設備で、熱沸による器具の消毒、電解水による枝肉の殺菌を行い、急速冷凍機の導入により解凍時のドリップが少ない安全で品質の高いジビエを提供できるようになりました。

センターで扱う鳥獣は、猪92%、アナグマ7%、鴨1%(2019年実績)。センターを拠点として地元の農産物直売所などで販売中です。

ネット販売を通じた卸売りも増加中で、北海道から沖縄まで、《はじめてジビエ》の固定客が増えつつあります。

諫早市 捕獲対策の実績

処理場実績推移